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児童養護施設から自立の子、慣れない社会生活「相談を」

さまざまな事情で家族と暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設。高校卒業と同時に「自立」を迫られ、施設を巣立ちゆく子どもたちを支える取り組みが広がっている。

一人暮らしの初期費用、計算すると

 福岡市東区で1月、福岡県内の児童養護施設で暮らす高校3年生15人を集めたワンステップセミナーがあった。テーマは一人暮らしの準備。物件情報や家電価格表を元に初期費用を計算してみた。

 女子生徒(18)は一人暮らしを始めるにあたり、28万9800円かかる計算に。「洗濯機などが高く、想像以上。やばい」。別の女子生徒(18)は「敷金や礼金があることは施設で教わったが、リアリティーがなかった。具体的で役に立ちそう」と話した。

 児童養護施設は、原則18歳で退所しなければならない。多くの人がよりどころとする家族に頼れない退所者は、孤独になりがちだ。

 セミナーを主催するNPO・国際教育支援機構スマイリーフラワーズ(福岡市)の窪田広信さん(40)は、施設で育った高校生らが夢を語るスピーチコンテストの開催を支援してきた。生活にかかるお金の感覚がつかめず、初任給をすべて使ったり、お金をだまし取られたり……。「大人社会へのはじめの一歩を、ともに支える大人が必要だ」と痛感し、今年度、初めてセミナーを催した。

 昨年11月から今年2月までの計3回、社会人ボランティアとともに6人前後の班に分かれ、コミュニケーションやトラブルへの対処法を教えている。退所後も子どもらが今回のボランティアたちと再会できるイベントも企画している。


 退所者の自立を支援してきたNPO・ブリッジフォースマイル(東京都千代田区)は、昨年度から佐賀県内で「巣立ちセミナー」を開く。1月20日のセミナーには9人が参加。トラブルカードを引き、その都度、不動産屋や会社の上司役のボランティアと話をする
2018年03月31日(土)   No.3908 (議員活動)

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